登録制度アルバイトとは
都合の良い時にアルバイトしたい方に最適なのが、登録制のアルバイトです。
一般的なアルバイトの場合は、自分が働きたい、興味がある職場に対して直接応募し、面接などを得て採用され、給料については雇用主から直接支払われるのに対し、登録制のバイトは派遣会社に登録し、給料については派遣会社から直接支払われることになります。
派遣会社によって異なりますが登録制のバイトは、月払いはもちろんそれ以外にも、日払いや週払いなどの方法を選べるのが特徴と言えるでしょう。
2012年の労働者派遣法改正によって、日雇い派遣は原則的に禁止になっています。
このように登録制バイトは普通のアルバイトと比べて、雇用の方法や給料の支払い方法が変わってくるのです。
登録制バイトの例外
登録制のバイトは手軽に仕事ができるのが魅力的ですが、次のいずれかの条件を満たしている方は例外になりますので注意が必要です。
具体的には、「60歳以上である」、「昼間の学生(高校卒業以上で、雇用保険の適用を受けていない)」、「本業の収入額が500万円以上、かつ単発の副業を希望している」、「世帯合計年収が500万円以上で、自分の年間収入額がその半分未満、かつ主たる生計者でない」です。
高校を卒業されるは、最初に希望する派遣会社に問い合わせし、登録や就業可能な時期を確認しておくとよいでしょう。
登録制アルバイトのメリット
登録することで都合のよい時に仕事ができると人気なのが登録制のバイトで、次のように様々なメリットがあります。
そのひとつが、自分の都合に合わせて仕事ができることでしょう。
特に学生の方は、授業や試験、学校から出される課題提出など様々なものに加えて、中にはサークル活動やアルバイトなどで忙しい日々を送っている方も多いのではないかと思います。
それら事項と両立させる必要があり、そのため登録制のアルバイトが便利です。
空いた時間を有効活用して臨時収入を得たり、夏休みや冬休みといった長期間の休みにまとめて働いたりすることも可能になります。
さらに主婦や主夫の方は、家事や介護、育児などの合間に稼ぐことができるようになるのです。
その他、すぐにお金を稼げることや、履歴書不要、未経験者でも安心して仕事ができる点もメリットと言えるでしょう。
登録制アルバイトのデメリット
メリットが多い登録制のアルバイトですが、デメリットもありますので注意が必要です。
デメリットのひとつが、スケジュールが合う案件がないと仕事ができないことです。
せっかく仕事できる予定が出きても、登録先の派遣会社に肝心の仕事がないと働くことはできません。
その他にも、勤務地が遠いことがある点や、これまでの経歴が多いと履歴書にまとめるのが大変なことも挙げられます。